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アイーダ大阪
時間ばかりが過ぎてゆく春・・・

なんだか忙しいのっ!!
です。またまたご無沙汰しております。
だいぶ遅ればせながら..の春休みの話題を^^;

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ワタシの実家、豊橋のローカル線。
線路沿いに菜の花を植え“菜の花列車”を走らせるオサレ(?)な春のキャンペーン実施中。

もちろん単線で、無人駅もあるので、車掌さんが車中で切符を切ってくれるという、
今ではかなりレアな光景も見られる。
ワタシ達が利用する駅は、駅員さんも切符の自販機もあるので、
車掌さんにお世話になる機会がないのだけれど、
あの、薄い紙にプチプチ穴をあける懐かしい作業を目の前で見たいので、
次は途中までの切符を買って、
乗り越し清算をしてもらうかと思ってます(笑)

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新幹線で実家に帰るときは豊橋からこの電車を利用するのですが、
外の景色を眺めていたmiが
『田舎だねー』としみじみ一言。

はっ?

何を今さら・・

『前から田舎だよ?』と返すハハ(笑)


でもね、驚く事に、ICカードが導入されてました!!
定期券を使っている人には便利でしょうね。
母は、『どうやって使うのかよくわかんないワ』と言ってました(笑)



春休みの週末。
taとmiを連れて、実家に帰省しました。
チチとイヌたちはお留守番です。


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西の方は、もうサクラが本咲きかな〜と思っていましたが、
こちらもまだ肌寒く、
まだまだ2〜3分咲きでした。

駅まで迎えに来てくれた母とまず向かったスーパーでは、
照明がまぶしくて、目がパチパチしました(笑)

関東はどこもかしこも節電モードで、
駅中の蛍光灯は間引かれているし、
スーパーやコンビニの照明、
特に商品棚の照明は落とされて暗いのです。

室内の薄暗さに目が慣れてしまっているので、
すべての照明が灯っている店内は本当に眩しかったのです。

『あ〜こっちは普通なんだなー』と
ほっとしたような、寂しいようなちょっと複雑な気分で・・
涙がにじみました。(最近とくに栓がゆるんでいるのよね^^)
ただ、こちらでも「お一人様1本」と書かれた水の棚が空っぽだったのには驚きました。
『みんな東京の方に送ってるみたいよ』と母が言ってました。


今回の帰省はですね。
震災のこともありましたし、
心配をしている両親に久しぶりに孫の顔を見せてあげたい。
という親孝行☆

ってだけではなくてです。。


次の日。


taに『隣りのホームにとまってるはずだから見に行こう!』
と連れて行かれて、

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わざわざ九州新幹線『さくら』を見学。

外観はN700系と同じなので、
別段目新しさは感じないけれど、
内装が木目調なシックながら豪華な感じ♪で、
一度は乗ってみたいな〜と思う。

もうとっくに卒業したかにみえるtaも、
リアル電車を前にするとむくむくと“鉄ちゃん魂”がわき起こるようです^^;
でも記念写真に自分は入らなくていい・・なんてところは成長しちゃったねー

さらに、
コレだけはハズせないとぎりぎりなスケジュールなのに
歩き回って見つけた店でコレを食べ。


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ココに来たら、
いくらでもあると思った“お好み焼き屋さん”が意外に見つからなくて困った(汗)
ココでしか食べられないと喜んでいたら、
taが『“横浜シアル店”あるってサ』とメニューを指差した。。

“御堂筋焼き”を『ゴドウスジヤキ下さい』と頼んで笑ったハハに仕返しか?


実家に帰るというのを口実に、
実はこっちが大本命な、
ココはおおさかぁ



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やってきました。
はるばる『大阪四季劇場』

『アイーダ』4月3日マチネ公演☆

今回は、taをお伴に、豊橋からさらに新幹線で大阪へと遠征です。
miはじじばばと実家で潮干狩り(これも西だからこそだわね)を楽しんでおりました。

まあ、tsunatamさん、こんなときに大阪にミュージカル鑑賞なんて・・と呆れれるのは覚悟のうえの更新。
4月は開幕が多くてですね、、震災の前にいっぱいチケットとってたんです。。

なぜ大阪くんだりまで?とお思いでしょうが、、
四季ファンであれば、
今回のキャストは『そりゃあ大阪まで観に行くでしょう』というスーパーキャストだったんです。

『アイーダ』というミュージカルは、オペラの『アイーダ』とは別で有名な“凱旋行進曲”も出てこない(母がこの曲か?と口ずさんだので)。
登場人物等は同じだけれど、『美女と野獣』『ライオンキング』と同様にディズニー制作のミュージカルです。
四季初演の舞台が大阪だったそうで、
初演時のキャストを“オリジナルキャスト”と言うのですが、
その当時とても評判がよかったほぼオリジナルキャストをまた揃えてきたという、
四季ファンの中ではかなり大騒ぎな公演なんですよ。

四季ファンというよりもライオンキングファンのtaも、
アイーダのオリジナルキャストがかなりライオンキングオリジナルキャストと重なっているので、
『ぼくも観たい』ってことで連れて行きました。

『アイーダ』は東京で上演されていた時期もあるのですが、
その頃はワタシはまったくのノーチェックだったので、どんなミュージカルなのか知りません。
ただ、CDは事前に購入して、
曲は頭にいれておきました。
ストーリーは調べず当日を楽しみに☆

アイーダというとらわれの身になるヌビアの国の王女は濱田めぐみさん。
アムネリスはエジプトの王女で佐渡寧子さん。
ラダメスというエジプトの将軍でアムネリスの婚約者に阿久津陽一郎さん。

将軍と囚われの王女の許されぬ恋の物語なわけですが、
ストーリーを知らなくても、悲劇で実らぬ恋なのは明らかで、、
『わかっちゃいるけど、どうにかならないもんかい?』
とどうにも切ないのです。
さらに、アイーダとともに囚われているヌビアの人たちが、
祖国を思いながら『いつか帰る 信じ続けよう 栄えよう祖国』と歌う姿は、
どうにも今の日本を、被災地を思い起こさせ、
涙がにじみます。

おおこの曲はこのシーンでこんな風に使われるのか!
と曲をいれてから舞台を観るという体験もとても楽しかったです。

ストーリーもキャラクターも舞台装置も非常にシンプルで、
それゆえ、演じる役者さんの力量で舞台の出来が大きく変わるのが『アイーダ』なのだそうです。

その『アイーダ』をテッパンのメインキャストで観るための大阪遠征だったのです^^

アムネリスの決断。
そして、アイーダとラダメスの愛の結末は、
会場からは“嗚咽”まで聞こえてくるほど涙涙だったのですが、
心すくわれるラストが用意されています。

この日の舞台がどんな出来だったかは、
『本日満席です』の張り紙がでた会場が
オールスタンディングオベーションだったことで証明されます。

『大阪まで来てよかったね』まだ感動さめやらずのワタシとtaの終演後最初の会話。
中学生のtaにあの大人のための舞台をどこまで理解できたのかはわかりませんが^^;


ワタシが大阪に遠征してまで観に行った濱田アイーダは、
次の日にキャスト変更があり、秋夢子さんに変わりました。

あぶない。。ぎりぎりだったぁ〜

役者を愛するよりも作品を愛して欲しいという四季のコンセプトはわかりますが・・
こうも簡単にキャストが変わると本当に油断ならない(汗)

四季ファンに絶大な支持を得る濱田さんは『退団では?』なんて寂しい噂もあるのだけれど、
ぜひまた『アイーダ』を演じて欲しい。
濱田&阿久津ペアを観たさに、マンマ・ミーアを前日予約したのは1月のこと。
ドナ&サムにも感激したけれど、
『アイーダ』を観てしまった今では、
まだお母さんとお父さんを演じている場合じゃないでしょう。王女さまと将軍でお願いしますよと思う(笑)
阿久津さんのあのちょっと個性的だけど魅力的な高音は、
地味なジャケットを着たさえない優しいお父さんよりも、
真っ赤な将軍服とスカートで活かして欲しい・笑

さすがにもう大阪までは行けないけれど(たぶん)
CDを聞きながら余韻にひたっています。

さあ、また日常を頑張ろう。
Top▲ | by tsunatam | 2011-04-14 01:47 | 劇団四季
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